こんちは
さ です。
きょうは
日雇さんが持つ伝説の「白い手帳」についてしっぽりと説明していきたいと思います。
白い手帳とは
ズバリ「日雇労働被保険者手帳」のことです。
まず、いざと言うときに雇用保険(失業保険)を受けられる身分(=被保険者)
になるには、原則的に常勤で働く必要があります。
例外的に、日雇さんにも類似の補償を認めているのが
日雇労働被保険者制度です。
この条件によって認められた場合
「白手帳」を見事ゲットすることができるのです。
白手帳に貼り付けるスタンプとは
白手帳をゲットしてから、実際にお金を受け取れる状態になるには
「雇用保険印紙」を張り付ける必要があります。
雇用保険印紙は、青・赤・緑の3色の切手みたいなやつです。
高いやつは176円、安いやつは96円。
日雇さんは毎日、働いた際に
使用者にこの印紙を白手帳に貼り付けてもらいます。
お金がもらえる時。
白手帳がスタンプで埋まってきたら
日雇いに対応しているハローワークに行くことで働けない日(失業を認められた日)について
お金をもらえるようになります。
お金のもらいかたとして
以下2パターンで受け取る方法があります。
①普通給付
2ヶ月間で26個のスタンプがあればOK!の給付です
②特例給付
まとまった期間溜め続けて
まとめてお金をもらえるようにする仕組みです。
これは、継続して日雇いで働き続けていた人が
なんらかの事情で働けなくなった時に
他の失業手当と同じように、1月ごと(正確には4週間ごと)にお金をもらえるようにする仕組みです。
どのくらいもらえるか
実際どのくらいもらえるのか・・・というのが気になるところですが
「どのスタンプを」
「何枚以上」
はっつけたかで額が変動します。
上記の条件を満たして額がこんな感じ。
1級:1日あたり7,500円
2級:1日あたり6,200円
3級:1日当たり4,200円
1級は8時間労働とすると時給937.5円。
最低賃金よりもらえてますね。
3級は一応生活できるかなーて感じですね。
以上でした