こんにちは。今回の著者はさこです。
8月にあった社労士試験の結果、年をまたいでしまいましたが
「不」合格体験記として恥ずかしながら記事を書くことにしました。
〈社会保険労務士〉
個人的な難易度 |
★★★★☆ |
オススメ度 |
★★★☆☆ |
難易度は、文系資格のなかで
司法試験や会計士試験などの最難関試験に準ずるレベルと思います。
全てマーク式になっており、論述試験がある司法試験と比べるとその点簡単に思えますが
・出題範囲の広さ
・選択8科目+択一7科目の各科目で、それぞれ足切りがある。そのためバランスよく学習が必要。
といった点で、難しい試験です。
オススメ度としては
現在私は一部雇用管理に関する仕事をしており、
不合格となったが得た知識は10%くらい仕事に役に立っている。
かなり高度な暗記が試験には出るが、私の仕事で役立つ部分は一部のみ。その点(社労士業をやらないなら)当然コスパは非常に悪い。
①試験概要
資格区分:国家資格
試験時間:計290分 (選択式80分+択一式210分)
問題数 :選択式計8科目 8問(1問5点)
択一式計7科目 70問
合格基準:約7割以上 ※毎年度補正あり
足切り :選択式 各3点以上 / 択一式 各4点以上
※例年平均点に応じ救済措置あり
合格率 :平均7%
試験日 :年1回 8月下旬
受験料 :9,000円(+払込手数料203円)
受験資格:有
大卒や短大・高専等卒でなければ実務経験や行政書士合格などが必要。
※上記社会保険労務士試験オフィシャルサイト参照
https://www.sharosi-siken.or.jp/exam/shikaku.html
②前提と背景
(1)資格に対するプロフィール
受験2年目。
・大学 社会科学系の学部卒。行政書士試験は合格しており、法律の知識は多少あり。
・昨年度から申し込みし、一度受験勉強したが前回は諦めて受験会場にも行かなかった。
(2)なぜ取得しようと思ったか
・行政書士合格時に試験内容が実務とかけ離れていると感じ、もう少し実務に近い内容の法律系資格を受けたいと思ったから。
・入社した企業で、仕事内容に雇用管理が含まれるため。仕事に役立つと思った。
③期間
2019年の春頃から本格的に勉強を始める。
4カ月間、通勤時間と研修で行っていた製造現場にて仕事片手間に暗記。
ピーク時は平日平均3時間、休日は丸一日喫茶店で勉強していた。
1度目の試験はバックレて、それ以後勉強せず。
今回はまたGWごろから少し勉強し始め、直前1〜2箇月のみ本腰入れて勉強。試験前約1週間は有給とって勉強漬けする。
④使用した教材など
(1年目)
YouTubeチャンネル 「10分で学べる社労士講座」
…情報は正直古い。解説内容はテキストをなぞる程度の印象だが、無料で見られるもののなかでは最も網羅性が高いものに感じるので◎。
TAC出版 『みんなが欲しかった!社労士の教科書』
…1冊で完結する綺麗にまとまった教科書。私はインプットを重視して、教科書でボリュームある解説等が欲しいと感じてしまうので個人的にはあまりあわなかった。世間的に評価が高い。
三宅大樹/山川靖樹 『社労士集中合格講座 できる!わかる!うかる!』
…中古のものを6冊メルカリでまとめ買い。講義CDがついているものが欲しくて、試験2か月前に購入。法改正がかなり入っており、細かい知識が曖昧なまま進んでしまう。
TAC出版 『みんなが欲しかった!社労士の問題集』
(2年目)
山川靖樹の社労士予備校 『基本テキスト』
…前年の経験から、山川社労士予備校さんのテキストが自分にあっていると感じ新品を購入。講義音声付きで、条文に沿った構成になっているのが非常に自分的にあっていた。
⑤実際受けてみた感想等(難易度)
結果:不合格。
択一式がボロボロでした。
反省点として
基本的に本腰を入れ始めるのが遅く、勉強が後手後手になってしまったことが原因と思っています。2年とも。
2年目は特に勉強不足を感じる。
一般常識対策や演習が不足。
⑥その後の役立ち(オススメ度)
人事系の職種にとっては最も難易度の高い資格の為、
そういった職務に就く場合、知識面では一目置いてもらえるとは思います。
今年もまた受験予定。リベンジします。